2020-02-25 第201回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
発生するスラリーの放射性物質の濃度も低下傾向にございまして、震災当初に発生したもの以上に高い濃度のHICが発生する可能性は低いと考えております。足下で発生しておりますHICの表面線量率はおおむね毎時〇・一ミリシーベルト以下と聞いてございます。 スラリーを抜き出した後のHICの取扱いについて、現段階では、私ども、東京電力から計画の説明を受けているという状況ではございません。
発生するスラリーの放射性物質の濃度も低下傾向にございまして、震災当初に発生したもの以上に高い濃度のHICが発生する可能性は低いと考えております。足下で発生しておりますHICの表面線量率はおおむね毎時〇・一ミリシーベルト以下と聞いてございます。 スラリーを抜き出した後のHICの取扱いについて、現段階では、私ども、東京電力から計画の説明を受けているという状況ではございません。
○秋本分科員 今、そのHICの置場から圧搾機まで持っていって大丈夫と思うかという質問だったんですけれども、ちょっと答弁が先回りしているような気がしますが。 まあ、今現在ALPSから出てくる水は、確かに線量は低いんだろうと思いますよ、今おっしゃったみたいに。だからといって、じゃ、一番最初に処理するHICは、線量が高かったものからやるでしょう、当然。
ですから、処理というのは早ければ早い方がいいわけで、さっき私が指摘したとおり、一系統、しかも、ちゃんと動くかどうかわからない、一日三体処理しますというのだけをうのみにして、このHICの処理をスタートして、いやいやいや、全然間に合いません、出てくるHICの方が多くて処理し切れなくて、HICの置場にHICがあふれちゃいましたなんてことになっては、これはとんでもないことになりますよね。
それから、ALPS処理した濃いやつを入れる先ほど申し上げたHICについても、ガスが出て水がこぼれるというようなこともありまして、なかなか予測できないようなことがあって、どうしてもそういった点について十分な検討をすると時間が掛かるということであります。 御指摘のとおり、福島第一は日々リスクがあるわけですから、それをできるだけ早急に低減化していくと。
今、例えばALPSで処理したHICという容器、取りあえずはそれをためてありますけど、あれも乾燥させて長期的に安定化していかなきゃいけないんですが、相当高いレベルの放射性廃棄物になります。
まず、議員御指摘の多核種除去設備、ALPSのフィルターによりこし取られましたスラリー状の放射性廃棄物がございますが、これに関しましては、アメリカにおいて幅広く利用されております耐久性、耐放射線性、耐薬品性に優れましたポリエチレン製の容器をステンレスで覆いましたHICと呼ばれる高性能容器がございます。
それから、ALPSにつきましても、これはRO濃縮水という放射性物質を含んだ水を処理をするものでございますけれども、これらについても、この処理をした後のHICと呼ばれる廃棄物を入れました容器の安全性について十分な議論をいたしたところでございます。
その件ということではございませんで、昨年十一月十六日の本委員会で委員から御提示いただきましたグアムの裁判所の書面には、旧長銀が、イ・アイ・イ・インターナショナル債務のうちHICという会社に関する債務を免除したものとの記録がございますが、そのHICという会社に関する債権はRCCに関するものではないと先ほども申し上げたように認識しております。
先ほど来申し上げておりますように、RCCが旧長銀の不良債権を譲り受けたのは九九年八月でございますが、その以前に、長銀時代にHICの清算が行われておりますし、その前にHICに対する債務免除が行われているわけでございます。
なぜそれがHICがその前になくなっていたとか、どうのこうのとかといって。 繰り返しますよ。旧長銀を国有化したのが一九九八年の十月。そして、イ・アイ・イに対する債権は一九九九年八月にRCCに譲渡されている。その前にHICがないとかあるとかって、もうHICという言葉がグアムで出てきているわけですよ。ということは、あるんですよ。ないものに対して裁判所が書きますか。
○永田参考人 まず第一点でございますが、委員御指摘のグアムの裁判所の決定でございますが、この決定書には、旧長銀が、イ・アイ・イ・インターナショナルの債務のうちHICという会社に関する債務を免除したとの記載がございますが、そのHICという会社に関する債権はRCCに関係するものではないと私ども認識しております。